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死亡保険とは被保険者が死亡した(または高度障害となった)場合に保険金が支払われる保険のことで、多くの人が加入しています。しかし、漠然と「死んだら保険金が下りるだろう」ということは理解していても、その保険の「使い方」まで理解している人は少ないようです。今回は自分に必要な死亡保険を選ぶためにその使い方のポイントを紹介します。

<死亡保険の種類は大きくわけて2つ>
主な死亡保険には、一定の期間だけを保障する「定期保険」と一生涯を保障する「終身保険」があります。これらの保険料を比較してみると、例えば、42歳の男性が300万円の保障を確保するために65歳まで支払う月々の保険料をある保険商品で試算した場合、「定期保険」は1,401円ですが、「終身保険」は7,677円になります。その差6,276円で、23年間で払い込む保険料は170万円以上も違ってきます。
このように定期保険はある一定期間、ローコストで大きな保障を準備するのに適しているのに対し、終身保険は葬儀費用のほか、相続税対策や相続資産の分割対策など、いつ死亡しても大丈夫な保障を準備するのに適していると言えるでしょう。

<遺族の生活費保障は定期保険を使うのが基本>
遺族の生活費を準備するために死亡保険に加入する人がほとんどです。その場合はローコストで大きな保障を準備できる定期保険を使うのが適しています。一生保障される終身保険で準備すると保険料がとんでもなく高くなってしまうので現実的ではありません。
定期保険を活用する際に大切なのは、遺族の生活費の内訳を整理して、それがいつまでいくら必要か考えることです。子どもが学校を卒業するまでの教育費がいくら必要か、万が一の後、家賃はどれくらいか、生活していくための食費や水道光熱費はどれくらいか、といったことを整理すれば、遺族の生活費が必要な期間や金額が明確になるため、定期保険の保障設計に役立てることができます。余分な保障に加入しないためにも必須です。

<定期保険には種類がある>
定期保険には保障期間内であれば一定金額の保険金が支払われる一般的な定期保険の他に、保障期間内の保険金額が年々減少していく「収入保障保険」「逓減定期保険」と言われる定期保険があります。
例えば、年間100万円、20年間の遺族の生活費が必要だとすると、今時点での必要保障額は2,000万円(100万円×20年間)ですが、10年経てば、1,000万円で済むことになります。このように遺族の生活費などは時間の経過とともに必要な保障金額は減少するケースがほとんどです。それにあわせて定期保険を減額することもできますが、自動的に一定の金額が減額できるのが「収入保障保険」や「逓減定期保険」です。保障金額が一定の割合で年々減っていくため、その分の保険料が節約できます。
今後のライフプランがある程度明確に整理できるのであれば、これらの保険を活用することで効率的な保険設計が可能になり、保険料節約にもつながります。

このように、死亡保険とひとくちに言っても、用途に応じて必要な死亡保険が違いますのでまずは自分にとっての使い道をはっきりさせることが大切です。


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