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家電の大型専門店 デジモノレビュー

 ソニーは、APS-Cサイズの「Exmor APS HD CMOS」センサーを搭載した、ミラーレスのデジタル一眼カメラ2機種を6月3日より順次発売する。



フルHDのAVCHD動画撮影に対応した「NEX-5」と、720pのMP4撮影対応「NEX-3」をラインナップ。価格はいずれもオープンプライスで、パンケーキレンズとズームレンズとのセットを用意。ボディ単体での販売は行なわれない。



 カラーリングはNEX-5がブラックとシルバー、NEX-3がブラック、レッド、シルバー、ホワイトの4色。なお、NEX-3のシルバーは、ソニースタイル限定カラーとなる。






■ APS-Cサイズの撮像素子と新「ソニーEマウント」を採用



 撮像素子にAPS-Cサイズ(23.4×15.6mm)のCMOSを使いながら、コンパクトボディを実現したレンズ交換式のデジタル一眼カメラ。画素数は両モデル共通で、総画素数は1,460万、有効画素数は1,420万画素。裏面照射型ではない。センサー前に配置した光学ローパスフィルタの振動を使ったアンチダスト機構も備えている。



 大型の撮像素子を採用する事で、高感度に強く、撮影した画像で大きなボケが得られやすいのが特徴。その素子を使いながら、ボディの小型軽量化を追求。サイズが大きなデジタル一眼レフカメラの画質に憧れつつも、価格やサイズ、デザインなどの面で手が出なかった層に向けた、新コンセプトの一眼カメラとして訴求する。




 レンズマウントは新しい「ソニーEマウント」を採用。“E”の由来は、フランジバック(マウント面からイメージセンサーまでの距離)が18mmであり、18(Eighteen)の頭文字の“E”から取っている。



 ソニーの一眼レフで採用されている「Aマウント」とは異なる新マウントだが、別売のマウントアダプタ「LA-EA1」(6月3日発売/21,000円)を介してAマウント用レンズが装着可能。その場合、AFは効かず、マニュアルフォーカスのみとなる。ただし、絞り機構を備えており、AEに対応する。また、ボディ側がコンパクトであるため、大型レンズ装着時のバランスを考慮し、マウントアダプタに三脚座のアタッチメントが装着できる。



 AFの制約について、コンスーマー・プロフェッショナル&デバイスグループ(CPDG) パーソナル イメージング&サウンド事業本部の手代木英彦統括部長は、発表会の中の質疑応答で「何とかして、αのレンズでAFを動かせるようにやっていきたいが、αのレンズは多数あり、その全てでAFを動かすのは技術的な課題も多い。



そのため、現時点では(AFは)非対応とさせていただきたい」と、今後の対応の可能性に含みを持たせた回答をしている。





■ フルHD AVCHD動画撮影対応。3Dパノラマも



 動画撮影は、NEX-5のみフルHDのAVCHD形式で撮影可能。1,920×1,080ドット/60iで撮影する。ビットレートは17Mbps。PCで扱いやすいMP4ファイルでの撮影も選択でき、その場合は1,440×1,080ドット(30p)となる。NEX-5はMP4撮影のみ対応で、1,280×720ドット(30p)。なお、連続撮影には29分の制限がある。




 Eマウントのレンズを使えば動画撮影中のAFも可能で、フルオートのフォーカスに加え、シャッターボタンを押す事で任意のタイミング/場所に合わせてのAFも可能。また、撮影前にMFモードにしておけば、マニュアルフォーカスによる動画撮影も楽しめる。



 動画撮影は背面に備えた「MOVIE」ボタンひとつでスタート。音声は本体に備えたステレオマイクで録音可能。再生用モノラルスピーカーも備えている。



さらに、別売のステレオマイク「ECM-SST1」(6月3日発売/12,600円)を追加する事で、より広範囲の音声も録音できる。同梱ソフトはPicture Motion Browser Ver.5.2で、動画のトリミング編集やWebアップロード、DVD作成、ウォークマンへの転送などにも対応する。



 独創的な機能として、両モデル共「3Dスイングパノラマ」撮影が可能。本体を水平にスイングさせながら撮影する事で、手軽にパノラマ撮影ができる「スイングパノラマ」機能を発展させ、イメージセンサから左目用、右目用の画像をそれぞれ短冊状に抜き出し、繋ぎ合わせる事で、左目用と右目用のパノラマ静止画を撮影。



HDMIケーブルで3D表示に対応したソニーの液晶テレビ「BRAVIA」と接続する事で、立体的なパノラマ画像が楽しめる。なお、動画の3D撮影には非対応。



 また、3Dスイングパノラマ撮影機能は2010年7月中旬頃に予定されている、ファームウェアアップデートにより追加される。



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■ コンパクト筐体とわかりやすい操作性


 レンズ交換式ながら、コンパクトデジタルカメラにも負けない小型ボディを実現。高剛性のマグネシウム外装をフレーム構造体の一部とし、マウント固定部やイメージセンサー固定部を一体化加工する事で小型軽量化/薄型化を実現。チップサイズの小型化、ICの2段重ね実装、電源回路のレイアウトの工夫なども小型化に寄与している。



具体的なサイズは、NEX-5が110.8×38.2×58.8mm(幅×奥行×高さ)、NEX-3が117.2×33.4×62.6mm(同)。重量は本体のみで、NEX-5が約229g、NEX-3が約239g。
(Impressに帰属)
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