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家電の大型専門店 デジモノレビュー

■ 技術的ハードルはないも同然?

 技術革新と規格というのは、常に難しい選択を迫られる。規格として普及させるためには、ある程度進化のどこかで固定しなければならない。規格も技術進化の幅を見越して、余裕を持って作っているはずだが、それでもいつかは足りなくなる時が来る。

 現行のAVCHD規格は、元々はDVDにハイビジョン映像を記録するために、Blu-rayの普及を睨みつつ策定されたものである。しかし現在は補助的な扱いであった、HDDやメモリに記録するという方式のほうが完全に主流になってきた。



 そして昨今の3Dブームだ。ハイビジョンでの3D映像には、1080pが必須である。そのため、様々な映像規格がそれを睨んで、拡張を始めている。もちろん液晶・プラズマテレビはそもそも表示が1080pなわけだし、コンシューマのビデオカメラにもその波が来てもおかしくない。

 その前哨戦かどうかはわからないが、パナソニックが1080pモードを搭載したビデオカメラ「HDC-TM700」(以下TM700)を発売した。下位モデルよりも発表が遅れたのは、ギリギリまで1080p撮影モードをAVCHD規格に入れようとしていたからだろう。しかし今回のタイミングでは間に合わず、1080pモードは規格外の独自フォーマットで発売になったようだ。

 前モデルTM350はTM300のマイナーチェンジだったので、約1年ぶりの大幅なリニューアルである。名実ともにコンシューマ機の最先端となるTM700の実力を、早速試してみよう。




■ レンズ、撮像素子も新設計


シンプルで落ち着いたデザインとなったTM700
 ボディデザインのテイストは基本的にTM350の路線を踏襲しているが、細かいところでスリム化されており、ハイエンドモデルながらもスマートなルックスになっている。色もガンメタリックっぽいグレーで、キラキラした感じがなく、カメラとして落ち着いた感じだ。



 レンズは新開発の動画・静止画ともに35mm~420mm(35mm換算)とワイドに振った光学12倍ズームレンズで、F1.5と結構明るい。おそらく以前のモデルよりも、前玉が前方に出てきたためだろうか、今回は短めのレンズフードが付属している。





 また本機では、超解像技術を取り入れたiAズームにより、最大で18倍ズームとなる。一方静止画の方は、最高画素に設定するとデジタルズームが使えないが、画素を下げるとデジタルズームの倍率が増えるというしくみになっている。





 撮像素子はこれも新開発となる1/4.1型CMOSで、総画素数305万画素の3板式。有効画素数は動画759万画素となっている。静止画撮影は最高1,420万画素を謳うが、実有効画素は3:2撮影時の789万画素(263万×3)が最大である。

 内蔵メモリは96GBで、SDカードスロットはもちろんSDXC対応。注目の1080pモードは、液晶内側に専用ボタンを設けている。1080pモードではビットレートなど画質設定はなく、固定となる。1080pモードを外すと、これまで通り1080iで画質モードが選択できる。なお以前はHEモードは解像度が1,440×1,080だったが、今回は1,920×1,080になっている。





 液晶モニターは3.0型で、他社最上位モデルよりもやや小さい。またソニー、キヤノンが100%視野角に踏み切ったが、本機はまだ100%ではない。

 液晶内側は先ほどの1080/60pモード用ボタンと、電源ボタンがあるのみ。iA/MANUAL切り替えと、手ブレ補正ボタンはすぐアクセスできる位置にある。内部の大きな丸い窓は、吸気ファンだ。外部端子類が集中しており、HDMIやUSB、AV MULTI端子、SDカードスロットがある。





■ 使いやすい画角のレンズ

 では早速実写である。撮影日は大変に風の強い日で、マイクがかなりフカレている。新機能の「風音キャンセラー」を使用しているが、やはりそれでも完全には押さえられないようだ。

 マイク設定はサラウンド、ズームマイク、ガンマイク、ステレオマイクの4タイプから選択できるので、風が強い日はイヤホンでモニターしながら、もっとも風量の少ないモードを選択するといいだろう。ただしマイク設定は、マニュアルモードでしか使えない。おまかせiAモードでは、自動的に風音キャンセラーON、サラウンドに設定されるようだ。今回は1080pで、おまかせiAモードを中心に撮影している。

 まず35mmにワイド化されたレンズだが、これぐらいであればワイド端でも派手に湾曲を感じることもなく、上下のパンでも違和感はない。ズーム倍率は光学12倍だが、iAズームで18倍まで使えるので、テレ端で寄り足りないという感じもない。





 光学領域からiAズーム領域の繋がりも自然だ。画質もS/Nが下がるわけでもなく、ほとんど違いがわからない。なかなかうまく超解像技術を使っているようだ。

 鏡筒部にあるマニュアルリングは、おまかせiAではズームリングとなる。画角を調整するには、ズームレバーよりも微調整が可能なので、便利だ。ただズーム角が浅く、相当回さないと端から端までは行けないので、マニュアルでのズームイン・アウトにはあまり向いていない。また派手にぐりぐり動かすと、レンズがワイドになったこともあって、ほかの指先が映り混んだりするので、注意して欲しい。





 マニュアルモードでは、ズーム以外のパラメータにリングを割り当てることができる。リング脇のボタン一発でマニュアルモードに移行し、さらに何度か押すことでフォーカス、ホワイトバランス、シャッタースピード、アイリスに順次割り当てが変わっていく。

 以前はマニュアルフォーカスを機能のメインに据えていたが、画面タッチによる追っかけAFや顔認識の技術向上により、あまりフォーカスリングとしての利用がなくなったということだろう。

 発色は不自然なところがなく、緑や紫もかなり正確な色が出ている。日陰でも発色が良く、また高コントラストに撮れるので、日向の映像と連続で繋いでも違和感を感じない。まあそれを良しとするか、日陰は日陰なりの雰囲気で撮れた方がいいのかは、判断に迷うところである。





 パナソニックは以前からデジカメ、ビデオともに顔認識機能を大々的にフィーチャーしてきたが、今回は特定の人を見分ける「個人認識」にまで踏み込んできた。最初に本人を前にして顔と名前を登録しておけば、顔認識の枠の下に名前が表示される。顔認識でAFやAEを行なう場合、個人認識している人を優先できるので、グループショットを撮影する時にはメリットがある。正確に認識させるためには、違った条件下で3パターンほど登録しておくと、認証精度が上がるそうである。





 暗いシーンに関しては、裏面照射でこそないが、3板式のメリットと明るいレンズに助けられて、なかなかS/N良く撮れるようになっている。画像処理エンジンのHDクリスタルエンジン・プロも、低照度時のNRアルゴリズムを改善してあるという。おまかせiAでもそこそこ問題なく撮れるのは、多くのユーザーにとってメリットが大きいだろう。

 手ブレ補正のアクティブモードは、ジャイロセンサーの感度向上やアルゴリズムの見直しで、以前よりも誤動作が少なくなっている。歩き撮りではほぼソニー並みと言っていいだろう。ただ三脚に乗せていると誤動作するので、このときはスタンダードに切り替えた方がいい。

 これもトレンドであるテレ端での補正も、だいぶ改善されている。手持ち特有の呼吸のブレを吸収するようなアルゴリズムだそうで、手持ちテレ端でもそこそこFixの映像が撮れる。





 ただせっかくここまでいいレンズとセンサーを積んでも、菱形絞りなのでテレ端のボケ味は全然ダメである。まあパナソニックの場合、ボケ味とかいった部分には興味がないみたいなので、虹彩絞りの良さがユーザーのカメラ選択基準に入っていかない限り、当分このままかもしれない。

 静止画に関しては、画素数を高く取ることで、印刷したときに画素ずらし特有のピクセルがボソボソした感じを押さえる方向に走ったようだ。またソニーのスマイルシャッターと同じような「笑顔オートシャッター」が搭載された。ただ笑顔レベルの設定がないこと、綺麗な笑顔しか撮らないので、あまり頻繁には撮影しないようだ。今回の撮影では、結構笑っているはずだが、3枚しか自動撮影されなかった。






■ 総論

 さすがに粘って粘って出してきただけあって、ワイドに振った大型レンズ、画素数を上げた新センサー、1080p記録など、いろいろな勝負球を投げてきたTM700。デザインもスマートで、あまり仰々しくないところもなかなか好感が持てる。

 今年のトレンド、ワイド化に対してすかさず乗ってきたアンテナの高さは、見事である。ソニーの30mm切りは多少無理を感じたが、TM700の35mmは画質とワイドへの欲求のバランスを取ると、現時点でのギリギリの線だったのだろう。超解像を利用したiAズームも完成度が高く、単純なデジタルズームではない新しい方式として、今後定着していくだろう。

 発色もバランスが良くなり、3板のメリットを感じさせる絵作りとなってきた。ただ静止画モードへの切り換えの遅さ、動画撮影中に静止画を撮ると、書き込みが終わるまで動画撮影が止まらないといったレスポンスに係わる部分は、今回も改善されていなかった。そういう点で、静止画が使いづらいのが残念である。

 個人認証に関しては、なかなかおもしろいアプローチだが、現状ではうまく認識できないことがあった。もう少し検出精度の向上に期待したい。また個人登録時に、子どもにじっとしてカメラのほうを向かせるのは、なかなか難しいものがある。すでに撮影した映像からも取り込めると、簡単にシチュエーションの違う顔が登録できて良かっただろう。

 1080pでの撮影は、通常撮影と方法論としては変わらないが、それぞれの再生環境でメリットがあるか、というところが一番の考えどころである。最近のテレビは結構I/P変換が綺麗なので、場合によっては思ったほど良さが感じられないこともあるだろう。もしかしたらPCでの再生が、一番多くの人に違いがわかるかもしれない。

 とはいえ、これまで規格として頭打ちだった部分に対して果敢にブレイクスルーする気満々で突っ込んできたわけだから、今のパナソニックはメーカーとして勢いがある。昨年はソニーにやられっぱなしだったビデオカメラ業界だが、ここいらで反撃ののろしということだろうか。

 ブラウン管があっという間に駆逐され、テレビの表示が1080p標準になりつつある今、1080iという方式にはビットレート節約以外の意味が無くなってきてしまった。1080p化することで、ビデオカメラはまた一段高いステップに上ることになる。

ニュースのホームページhttp://www.rakuten.co.jp/ 製品情報販売元





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