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家電の大型専門店 デジモノレビュー

■ 今年のJVCのチャレンジ

 JVCのEverioといえば、ビデオカメラにいち早くHDD記録というソリューションを確立したブランドである。そういう意味ではメディアチェンジの恩恵にもっとも支えられたシリーズだったわけだが、ビデオカメラとしての設計思想もちょっと変わっており、やけに明るいレンズを積んでいたり、専用DVDライターをいち早く発売したり、本体だけでBlu-rayに書き出しできたりと、唯我独尊的独自路線を突っ走っている。

 しかし最近は、他社の動向も取り入れるようになった。昨年末に発売されたHDDモデル「GZ-HD620」はあまり話題にならなかったが、実は裏面照射CMOS、広角側のワイドレンジ手ブレ補正などを搭載してきた。今年発売されるモデルはメモリ記録型が多いが、これらの特徴を加えつつ、プラスアルファの機能を搭載した意欲作となっている。



 2010 CESでもお伝えしたが、2月発売の「GZ-HM570」(以下HM570)は、唯一Bluetoothを搭載したモデルである。このソリューションがどれぐらい受け入れられるのか、まずは様子見といったところなのだろう。実はカメラにBluetoothを搭載するというのは、すでにプロ機では実装されており、スマートフォンを使ったメタデータの入力などに使われている。

 ハイエンドモデルとしては、昨年夏のHM400をリニューアルしたHM1が発売されているが、今回は敢えてミドルレンジのHM570を取り上げる。64GBメモリとSD/SDHCカードスロットを用意したモデルで、ボディサイズはかなり違うが、実は手ブレ補正以外の光学系と、画像処理はHM1と同じなので、画質の傾向などはある程度参考になるだろう。

 では早速この春JVCの注目モデルをテストしてみよう。


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■ 小ぶりなボディに潤沢な光学性能

 もともとEverioシリーズは小型なのがウリだったわけだが、HM570はハイビジョンカメラとしてはかなり小ぶりなほうである。カラーは3色で、今回はルージュレッドをお借りしている。赤というよりもピンク寄りの赤紫という感じで、あまりこれまで見たことのない色である。

 レンズはコニカ・ミノルタHDレンズで、F2.8~4.5、48.3mm~483mmの光学10倍ズームレンズ。ただし撮像素子の読み出しエリアを変えるダイナミックズームを使うと、16倍ズームとなる。手ブレ補正は電子式だが、OFFと通常モードの手ブレ補正では、画角は変わらない。手ブレ補正のアクティブモードを使うと、画角が変わってさらに15倍ズームとなる。静止画の方はダイナミックズームがないので、光学10倍のままとなる。



 撮像素子は1/2.3型1,062万画素の裏面照射型CMOS。ソニーのOEMだろうと思われるが、画素配列はクリアビッドではなく、通常のベイヤー配列。動画の有効画素数は、ダイナミックズーム時が207~565万画素、さらにアクティブモードを追加すると207~477万画素となる。ワイド端での手ブレ領域を稼ぐために、読み出し画素が減るというわけである。

 液晶モニターは2.7型の12.3万画素。昨今は20万画素を越える高画素モニターを採用する例が多いが、表示の荒さがこのモデルの泣き所である。画面横のスライダー型タッチセンサーは健在だが、ビデオカメラ4強の中ではタッチスクリーンを採用しない唯一のメーカーとなった。

 液晶内側には再生切り替え、動画/静止画切り替えボタンなどがある。また以前はYouTube用のUPLOADボタン、iTunes用のEXPORTボタンが別々にあったが、今回は一つのボタンにまとめられた。ボタンを押した後、画面上でどの機能をONにするかを選択する。HDMI、アナログコンポーネント、アナログAV端子もここにある。



 背面は非常にシンプルで、DC入力とUSBポートがあるのみだ。SDカードスロットは、グリップ側の下部にある。スロットが一つつぶしてあるが、これは米国で発売されているデュアルSDカードモデルとボディを共通化したためと思われる。HM570は内蔵メモリが64GBあるため、SDカードの使用頻度は低いだろう。




■ ミドルクラスながら画質は良好

 では早速撮影してみよう。風景の撮影日は晴天でなかなかいい絵が撮れたが、人物の撮影日は曇りであった。ちょっとカットが合わないが、ご容赦願いたい。

 ダイナミックズームは、10倍までの光学から切り替わるときに多少ズームスピードが変わる感じがするが、以前よりはスムーズに繋がるようになっている。またダイナミックズーム領域も、以前よりセンサーのS/Nがいいためか高画質になっており、光量が十分にあれば、光学エリアとの画質の差を感じなくなっている。



 また全体的にしゃきっとしたキレのいい絵作りで、24Mbpsで撮影すれば細部のディテールなども十分だ。レンズと撮像素子はフラッグシップのHM1と同じなので、手ブレ補正OFFなら、画質は同じではずである。手ブレ補正は、タッチセンサー部に触れるだけでいつでも切り替え可能なので、三脚に載せたり降ろしたりする場合には便利だ。



 昨年より新しく搭載された手ブレ補正の「アクティブモード」は、電子補正のみながら、かなりよく追従する。ただしなるべく手ブレしないように歩いた場合には効果が高いが、何の注意もしていないと、逆にガクガクになる。あまり過信せずに使うべきだろう。

 AFはかなり正確だが、後ろが大きく抜ける絵柄だと、マニュアルフォーカスに頼ることになる。しかしHM1と違い、マニュアル操作はメニューのみになるので、すばやい設定変更は難しい。基本はAUTOで撮るカメラと考えるべきである。



 顔認識は、最初から顔を認識していれば問題なく追従するが、途中から顔が入ってきた場合、顔を認識した時点でAFを撮り直す。パンアップした場合に、必ず顔が一瞬ぼけるのはなんとかして欲しい。

 ワイド端が48.5mmスタートということもあり、テレ端では相当寄れるが、そのぶん菱形絞りの影響が大きく出てしまうのは残念だ。これは上位モデルのHM1でも同じである。


 また裏面照射CMOS採用ということで、夜景も撮影してみた。AUTOモードではそれなりに増感するので、裏面照射のメリットがほとんど感じられない。一方マニュアルで「夜景」モードを選択すると、増感をまったくしないのか、S/Nはいいがほぼ真っ黒でネオンぐらいしか見えない。もう少し裏面照射の特性を活かしたチューニングが欲しいところだ。



■ 注目の新機能を試す

 今回のモデルは、昨年夏モデルから比べると、様々な新機能が搭載されている。まずは注目のBluetoothからテストしてみよう。Bluetoothでできることはいろいろあるが、接続相手としてはスマートフォン、携帯用ヘッドセット、GPSユニットなどが挙げられる。

 スマートフォンと繋ぐといろいろ便利なことができそうだが、日本でおそらく最大シェアを持つiPhoneには対応していないため、使える機種がかなり限られる。今回は離れた場所から音声を送れるということで、携帯電話用のヘッドセットをテストしてみたい。



 今回使用したヘッドセットは、ゼンハイザーのVMX 100というモデルを使用した。JVCとしてはプラントロニクス製の製品で検証しているようだが、特に問題なく繋がるようである。

 ペアリングを行なった後のヘッドセットの機能としては、カメラマイクで拾った音をヘッドセット側でモニタリングできるほか、ヘッドセットで喋った音声をカメラ側で拾うことができる。拾った音声は、「Bluetoothマイク音声」をONにすると収録でき、OFFにすると記録はされないが、モニターだけできる。

 ただモニターだけできるとは言っても、本機にはヘッドホン端子がない。液晶内側のAV端子は映像も出力されているので、ヘッドホンを繋ぐと盛大なノイズを発生する。これをヘッドホン出力に切り替える機能があれば、もっと使い出があっただろう。



 実際にテストすると、だいたい見通し距離で5mぐらい離れるのが限界のようである。それ以上離れると、Bluetoothの接続が不安定になる。またヘッドセットの集音も、通話ならまだしも、外部マイクとして使用するにはちょっと音が小さいようだ。結局、5mぐらいの距離では、カメラマイクからも少し生音が入るので、ヘッドセットからの音声とのタイムラグがあって、エコーのような感じになる。カメラマイクを切る設定があるとさらに良かっただろう。

 とは言っても、カメラとヘッドセットでトランシーバーみたいなことはできるので、使い方を工夫すれば便利なこともあるだろう。もう少しブラッシュアップすると、かなり面白いことができそうだ。

 続いての新機能、「フレームインREC」を試してみよう。これは画面中央に表示される赤い枠内の輝度変化を関知して、録画や写真撮影をスタートさせるという機能である。



 一人しかいない場合の自分撮りに使えるのかと思ったのだが、フレームインした瞬間に録画が開始されるので、そういう用途ではないようだ。動物の観察とか、そういう用途なのだろうか。しかし輝度に変化がなくなると、5秒ぐらいで止まってしまう。被写体が常に動き続けるわけではないので、もうちょっとカスタマイズできるとナニカに使えたかもしれない。あるいは動いた瞬間が撮りたいというニーズならば、PreRECと組み合わせるなどできるとさらに面白かったかもしれない。




■ 総論

 HM570はBluetooth対応を始め、フレームインREC、高速撮影、タイムラプス撮影など、1台でいろいろ遊べる機能を搭載した、意欲作である。Bluetoothに関しては、おそらくスマートフォンが一番いろいろやりようがあるとは思うが、あいにく対応機種が少なく、日本人にとっては今のところ、あまり恩恵に預かれない。

 一番手軽に試せるのは、Bluetoothのヘッドセットであろう。ただ、もうちょっとヘッドセットからの入力を増幅できたり、カメラマイクとのエコーを軽減するなどの工夫がないと、あまり実用的とは言えない。しかしワイヤレスマイクのように使うという可能性としては、非常にいいところに目を付けたように思う。

 以前ソニーでは、ワイヤレスマイクのユニットを発売したことがあるが、わざわざ専用ユニットを購入しなくても、数千円で購入できるBluetoothヘッドセットが使えるようになれば、しゃべりの集音事情は大きく変わってくるのではないかと思われる。

 画質に関しては、ある程度の光量があるならば非常に良好だ。レンズが狭いのが難点ではあるが、設計に無理がなく、画質的にも満足できる。ただ、菱形絞りの影響が大きく出るのは残念だった。

 本体デザインやカラーリングも良くなり、さらには小型で女性受けするスタイルとなった。また画質がいい割には値段もこなれており、JVCの現行モデルの中では一番バランスがいいのではないか。ただしズーム倍率といった単純なスペックで判断されると、ちょっと弱いのだが。

 新機能は実用度がもうちょっとだったのが残念だが、ただ撮るだけではなく、工夫次第でいろいろ遊べるカメラに仕上がっている。これからのビデオカメラは、こういう路線もアリだろう。
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