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家電の大型専門店 デジモノレビュー

 今年のCESはなんといっても「3D」に沸いたとイベントだと言える。そして3Dテレビの主役は、やはり液晶とプラズマ。そのためか、技術革新をともなったパネル技術は直視型の液晶パネルやPDPに集中した。

 とはいえ、プロジェクタ関連で何もアップデートが無かったわけでもない。今回はCESで見た、プロジェクタの最新情報をフォローしたいと思う。


■ LG電子、世界初の民生向け3Dプロジェクタ
 映像パネルはソニーのSXRDを採用

LG電子ブース
 「3Dブームは直視型ディスプレイだけのものではない」と言わんばかりにLG電子が発表したのは、3D対応のフロントプロジェクタ「CF3D」だ。

 3Dプロジェクタというと、これまでは偏光方向の違う映像を2台のプロジェクタでスクリーンに投影させる方式が主流であった。しかし、設置スペースの問題とキャリブレーションが難しく、ホームシアターには向かないとされてきた。しかし、LG電子が発表したCF3Dは、投射レンズは単一であるため、普通のホームシアタープロジェクタを設置する感覚で導入できるのが特徴だ。


 その仕組みは豪華ではあるがシンプルだ。映像コアにはソニーの反射型液晶パネルが用いられている。具体的には0.61型SXRDで、解像度は1,920×1,080ドット。世代的には「VPL-VW85」などと同一で、倍速駆動に対応したタイプになる。

 CF3Dでは、このSXRDベースの映像コアを2セット内蔵している。1映像コアあたりSXRDはRGB用に3枚内蔵されるので、2コアとなると、合計でフルHDのSXRDが6枚も搭載されることになる。

 それぞれの映像コアによって出力される映像は、偏光方向を互いに違えてあり、その映像をプリズム合成して単一の投写系によって投写される。フレームシーケンシャル方式ではないため、用いる眼鏡はパッシブ型の偏光タイプになる。なお、各映像コアは120Hzの倍速駆動に対応しているので、効果のほどは未知数だが、補間フレームを入れた倍速駆動状態での左右の映像を得ることが出来るという。


 光源ランプはそれぞれの映像コア専用に一個ずつセットされるため、2灯式ということになる。2灯を点灯させたときの総光出力は2,500ルーメン。3D時はそれぞれ半分ずつの光量が左右の目に届くので、1つの目あたりの視覚輝度は半分の1,250ルーメン程度になるという。つまり、2,500ルーメンだからといって3D時に明るすぎることはない。

 2Dの映像にももちろん対応しており、この時は、2灯×2映像コアの両方を稼働させてフル輝度の2,500ルーメンで2D表示してもよいし、1灯×1映像コアだけ稼働させての1,250ルーメンでもOK。2,500ルーメンの2灯×2映像コアの2Dモードは、部屋を明るくした状態での視聴に役立ちそうだ。

 ネイティブコントラスト比は1灯×1映像コアあたりで7,000:1程度だが、2灯×2映像コアの2D/3Dモード時は4,000~5,000:1程度にまで下がるとのこと。

 さて、2灯モードと1灯モードを使い分けていると、いずれ2つの光源ランプの輝度が微妙に異なってきてしまうはずだ。

 その際、きちんとキャリブレーションをしないと左右の目で見られる映像に輝度差を感じるようになり、立体像に違和感がでてきてしまう。CF3Dでは、これに対応するため、投射レンズ近くにカメラセンサーを内蔵しており、自動キャリブレーションが行なえるよう工夫されているのだ。なかなか凝った作りをしている。

 なお、このCF3Dはプロトタイプではなく、製品として今年の5月から10,000ドル(約100万円)にて販売を予定している。


 初期モデルはHDMI 1.3相当までの対応とするため、3D視聴は1,920×1,080ドットのフレームパッキングまでに限定されるとのこと。開発関係者は「3D対応のBlu-rayソフトの再生には対応したい」とは述べており、まだ発売時期までには多少の時間があることから、対応に向けて調整を進めていくのだそうだ。

 それにしても、3Dブームが定着すれば、今ではやや色物にも見えるCF3Dのような2映像コア×2灯式の3Dプロジェクタは、今後、日本メーカーから出てくることだってあるかもしれない。現在、安価なフルHDプロジェクタは20万円前後であるため、こうしたグレードのものが、CF3D的に単純に一体化すれば単純計算で40万円くらいで実現が出来るはず。この価格レンジならば3D対応のホームシアタープロジェクタもきわめて現実的なソリューションになるかもしれない。


■ カシオはレーザー×LEDのハイブリッド光源のプロジェクタを発表


 今や車はハイブリッドが主流になりつつある。高まる環境保全やエコ意識の中、プロジェクタ製品も水銀フリーを目指すべきでないのか。

 このテーマに果敢に取り組んだのがカシオのデータプロジェクタの新製品「グリーン・スリム・プロジェクタ」XJシリーズだ。

 今回、カシオブースの一角では、このXJシリーズの展示コーナーを設置、実際の映像投写デモを行なっていた。ブースには開発担当、マーケティング担当のカシオスタッフが勢揃いしていており、詳細を伺える機会を得た。


 XJシリーズの最大の特徴は、光源ランプに高圧ガスランプを用いていないという点。最も一般的なプロジェクタ用ランプは高圧水銀ランプで、気化した水銀に放電すると、この時の発光現象とともに発生した紫外線をさらに蛍光体にぶつけて発光させ、白色光が得られる。しかし、名称からもわかるように水銀が含まれている。

 また、安定した発光を得られるまでに少々の時間を要するという弱点もある。同種のプロジェクタ光源向けガスランプとしてはキセノンランプが有名だが、これはとても高価で、こちらも水銀が含まれることが多い。また、ガスランプは発熱が大きいためプロジェクタ機器として構成した場合に、熱設計容量面で厳しく、小型化に向かないという問題もある。

 こうした水銀フリー、省電力、少熱量の光源ランプとしてLEDを用いたプロジェクタも登場してきてはいるが、輝度性能的に高圧ガスランプに全く及ばず、用途を限定した小型プロジェクタにのみ採用されているというのが現状だ。


 今回、カシオが開発したXJシリーズ向けの新光源は、高圧水銀ランプを用いずに、これと同等の輝度を実現する。しかも、この新光源は「ハイブリッド光源技術」と命名されており、ハイブリッド自動車同様に「いかにもエコな雰囲気」を漂わせる。

 その原理だが、名前からわかるように、異なるデバイスを組み合わせて光を利用するのが特徴だ。赤の光源に用いるのがLEDで、青の光源には青色レーザーを使用。緑の光源には、青色レーザー光の位相と波長を変換したものを利用する。

 なぜ赤をレーザーにしなかったかというと、1つはコストの問題、もう1つは赤LEDの光出力が十分高出力なためだという。そして、緑に青色レーザーを変換したものを使っているのは、現状、高出力の緑色レーザーがな無く、青を変換して緑を取り出す方式の方がコスト的にも現実的だと判断されたためだ。

 映像パネル自体はTexas Instruments(TI)のDMDを用い、単板式DLPプロジェクタのシステムで映像を投写する。

 詳しい仕組みは下図を見てもらうとわかりやすいと思うが、単板式DLPなので、赤LEDはDMDチップが映像の赤サブフィールドを描き出したタイミングに合わせて発光して、その光はDMDチップへと導かれる。


 そしてDMDチップが青サブフィールドを描き出したときには同様に青色レーザー光が導かれる。同様に緑サブフィールドを描き出した時には、青色レーザーを蛍光体にぶつけて緑色に変換してDMDチップへと導く。ちなみに、レーザー光やLED光は、拡散光学系を通ることでDMDチップへは面照射がなされるとのこと(回転ミラーやプリズムなどによるスキャンは用いられていない)。

 また、図解にもあるように青の光を導く経路および、青→緑の色変換の経路はロータリーカラーホイールを通る仕組みとなっているのが分かるだろうか。ここのカラーホイールの回転速度は2倍速相当だという。

 ハイブリッド光源のメリットは、まず非常に長寿命だという点が挙げられる。公称寿命は2万時間。高圧水銀ランプの約10倍の長寿命だ。寿命が来たときの光源ユニットの交換は可能だそうだが、その際はカシオサポートの預かりで、「メーカー交換」という形になるという。

 2番目のメリットは高速起動性能。このハイブリッド光源採用プロジェクタは、電源オンから映像が表示されるまでの所要時間が公称8秒。ほとんど液晶テレビの起動時間と変わらない高速起動性能を有しているのだ。さらに発熱も少ないことから、電源オフ後のクリーングダウンも不要で、さらにそこからの再起動もすぐに行なえる。


 色域についても、青色レーザーと赤色LEDのそれぞれの色純度が高いことから広色域性能が発揮されるとしている。

 そして、一般ユーザーとして一番気になるのは輝度性能だろう。これについてはXJシリーズのモデルによっても違うが、最上位機種では3,000ルーメンという、高圧水銀ランプ顔負けの高輝度出力を実現しており心配がないという。この高輝度出力でも消費電力は約200W程度。現在1,000ルーメン程度の出力輝度の高圧水銀ランプ採用プロジェクタが約200W程度の消費電力なので、単純計算で言えば効率は3倍近くよいことになる。

 注目はどうしても新光源ばかりに言ってしまうが、XJシリーズはデータプロジェクタとしての基本ポテンシャルも高い。スリムデザインを採用したボディは薄さわずか43mmで、重量2.3kg。専有面積はA4程度。薄型ノートPCと組み合わせれば鞄一つで両方を持ち運ぶことが出来る。また、PCレスなプレゼンのためにUSB2.0スロットも装備(JPG/BMP/モーションJPEG動画の再生に対応)している。

 投射レンズは30mm径で薄型ボディに埋め込むために丸形ではなく矩形カットがなされているが、ちゃんと光学式2.0倍ズームの機能まである。100インチ(WXGA16:10時)投射の最短投写距離はわずか2.4m、最長投写距離は4.8mで、狭い部屋での大画面と広い部屋での現実的なサイズでの投影を両立する。


 接続端子はD-Sub 15ピンのアナログRGB端子、コンポジットビデオ(要変換)に加え、HDMI端子までを備えている。データプロジェクタながら、いざというときのAVソース投写も可能だ。

 製品ラインナップは、採用パネル解像度と出力輝度、ワイヤレス機能の有無に応じて全7機種がラインナップされている。


 ブースでの実機デモでは、AVソースの投射、PCでのプレゼン風景、ゲームユースなどの3タイプの投写事例を示していた。

 気になる画質だが、デモ環境が暗室でないながらも映像の概要がしっかり見て取れる輝度のパワーが凄いという印象を持った。これまでのLED光源プロジェクタとは全く次元の異なる明るさだ。

 デモ環境が暗室でなかったこともあって色味についての評価は差し控えるが、カラーホイールが2倍速相当だったためか、暗部のディザリングノイズはそれなりにあった。このあたりはXJシリーズがデータプロジェクターであるため、妥協している部分なのかもしれない。

 カシオスタッフによれば、このハイブリッド光源を用いたホームシアター機の開発の可能性については「チャンスがあれば挑戦してみたいテーマ」だという。

 「長寿命で薄型」、「低消費電力で高輝度」という特性は、カジュアルホームシアター機には向いたソリューションと言えるし、2台スタック投影による3Dプロジェクションシステムの構築も難しくはないはず。可能性は大きいだけに、今後の展開にも大いに期待したいところ。


■ ビクター、日本未発売の「DLA-HD990」を公開。
 世界初のホームシアター4K2Kプロジェクタ「DLA-RS4000」も


 ビクターはブース内シアターにて、日本未発売の「DLA-HD990」と、世界初のホームシアター向け4K2Kプロジェクタの実機投写デモおよび、それらの実機展示を行なっていた。

 日本での今期のビクターのD-ILAプロジェクタ製品展開は「DLA-HD550/950」の2モデルであったが、北米地区では実はDLA-HD950の上位に「DLA-HD990」が存在している。

 DLA-HD990は、主に北米市場のホームシアター・インストーラを通しての販売を想定した商品で(一般店舗でも購入は出来るが)、基本的なスペックはDLA-HD950と全く同一だが、コントラスト性能がDLA-HD950の5万:1に対し、7万:1に高められているのが最大の特徴。価格差は日本円にして約20万円。


 このコントラスト差“2万”分に20万円を出すユーザーがいるのか……という疑問をよそに、北米市場では1カ月あたり500台以上が売れるほどの好評を得ているという。

 DLA-HD990は、北米市場側がリクエストしたとも言える商品で、同じLCOS(SXRD)プロジェクタで動的アイリス使用のソニーのVPL勢のダイナミックコントラスト性能に、ネイティブコントラストで対向するための秘密兵器的モデルとなっている。

 コントラスト比が2万分上乗せできているのは、D-ILAチップのうち、人間の手と目でチャンピオンパネルをセレクトしていることがまず第一の理由。量産品から優良品をセレクトするのはCPUなどのプロセッサビジネスでも行なわれることだが、あの手法をD-ILAチップにも適用したというわけだ。

 さらに、DLA-HD990への実装に当たっては、セレクトしたチャンピオンパネルに対し、「非公開」の量産ラインにはない特殊ポストプロセスを施しているという。

 チャンピオンパネルのセレクトコスト、ポストプロセスコスト、量産ラインに対する特別工程が20万円の追加コストであり、その結果としての“2万”分のコントラスト性能アップということなのだ。

 ビクターでは、日本へのDLA-HD990投入は現時点では未定としており「市場の反応を待って検討する」としている。プロジェクタマニアには貴重な製品なのでアメリカ土産で買って帰るのもよいかも知れない。円高の現在ならば逆輸入という手もあるかも?


 超高解像度を1端子で入力できるDisplayPortは実装されていないので、このプロジェクションヘッドで4K2K相当の表示をするためには4基のHDMIないしは4基のDVI-Dのいずれかを複数使用して映像を入力することになる。たとえばパネル解像度4,096×2,400ドットをフルに活用するためには2,048×1,200ドットを4面分入れる方法があるのだ。

 なお、RSVP4が入力映像を適宜変換してパネル解像度に拡大するため、必ずしも4K2K相当の映像を用意する必要はない。たとえば、BDなどの1,920×1,080ドットのフルHD映像は、縦横2倍ずつスケーリングされて3,840×2,160ドットエリアに拡大表示される。同様にPC解像度ではなじみの深いWUXGA(1,920×1,200ドット)は3,840×2,400ドット領域に表示される。

 逆に、複数のHDMI/DVI-D端子に個別の映像を入れて、一大のプロジェクションヘッドで4枚の映像フレームを表示させることにも対応している。ビクター関係者によれば、DLA-RS4000のユーザーには、このフルHD画面の4面同時マルチビューが人気なのだとか。

 ブース内では、DLA-HD990×2基によるフルHD 3D表示、DLA-RS4000×2基による4K2K立体視の両方のデモンストレーションが公開されていた。今回のInternational CESにおいて、パナソニックは152V型4K2Kプラズマを用いてのフルHDの拡大映像による3Dデモを行なっていたが、リアル4K2Kの立体視の一般公開はビクターブースで行なわれたDLA-RS4000によるデモだけであったとのこと。
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